気ままにおしゃべり

ミニエッセイ

11/30:ひつじレポート

<11/30 Live>

アケタの店/西荻窪

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撮影:シマダ

<ひつじレポート>

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●2014.11.30.sun.ライブ●

さまざまなドラマーを
ゲストに迎えてのライヴを
秋口から重ねて来た山崎バンド
1130noza.jpg
今回は野崎正紀さんを
フューチャーしてのステージだ

Fotografia (Antônio Carlos Jobim)
Lester Left Town (Wayne Shorter)
A House Is Not A Home (Burt Bacharach)
Summernight (Harry Warren)
Greensleeves (イングランド民謡)
The Dry Cleaner From Des Moines (Charles Mingus)
I Thought About You (Jimmy Van Heusen)
Giraffe (Roland Prince)
-----
◆ Fotografia
あたたかくやわらかくほっこりした演奏
こんなゆったりしたしあわせを
他所では長く得られずに来た私だけれど
あるときジャズに出会って
以来 そのひとときひとときの場と演奏の中に
何にも代え難い安らぎを感受することとなった
音楽の中の光に浴しつつ
毎回が
人生ってワルくないな……
と思える瞬間となっている

◆ Lester Left Town
独自性と重量感ある楽曲を
力量と円熟味で軽やかに吹き切ったテナー
美しくハーモナイズされたピアノとベースの
センシティブなサウンド
クールなドラミングを繰り出すときの
野崎さんのにこやかな表情も印象的でだった

◆ A House Is Not A Home
この楽曲では山崎バンドの右に出る演奏を
他ではまだ聴いたことがない
141130yone.jpg
殊によねさまのピアノは毎回その思いを強くさせる
実質的な帰って行く場所を失した今の私に
それでも 帰って行くべき想い出があることを
彼らの演奏は教えてくれる

◆ Summernight
2005年2006年頃のバンドライヴで
よく演奏されていた演目だ
久々で新鮮!
ドラムスのイントロとリードで
<夏の夜>へのイメージの扉が開かれる
開演前は「毎日さむいよね」なんて言って
両手をこすり合わせていたよねさまの手が
それはもう見事に!
熱く鍵盤の上を走ること、走ること……
同様に野崎さんのスティックさばきも
パワー全開だった

◆ Greensleeves
重厚なベースのソロに
ピアノとドラムスが重なったところに
テナーのテーマがソフトに入って来た
ワルツによる演奏……
リズムひとつで、
初めて演目として取り上げられた前回
6月ライヴのときとは
楽曲がまた違った横顔を見せていた
以前にも増したサウンドによる深い物語性と
各楽器のアドリブに躍動感が加わって
演奏全体の静と動のコントラストが際立ったと思う
141130yama.jpg
中盤のどっしりとしたベースソロでは
客席から感嘆の掛け声があがった
寄り添うように底鳴りしていたマレットの響きが
ベースソロの世界観を
グ~ンと押し広げていたことも付け加えたい

◆ The Dry Cleaner From Des Moines
その意味は不明だけれど、
この楽曲に付けられたタイトルがイカしている!

「明けない夜はないし 止まない雨もない」
なんて言いながら 私の目をのぞき込み
アイオワ州デモインからやって来た陽気な大男が
メソメソしがちな私を元気づけてくれる……
とかなんとか
勝手な空想にひたりながら聴くことにした(笑)

その優しい大男はいつしかメンバーに重なり
彼らの力強いソロアドリブ
そしてバンドとしてのハーモニーは
会場いっぱいにエナジーを呼び込んだ!

◆ I Thought About You
しっとりとしたピアノでのイントロとテーマ
芯のあるベースの爪弾きがそれに応え支える
ドラマーのブラシワークは静かな流れを生み
風のように吹き込んで来たテナーが
甘やかな口調で演奏のゆくえを大きく羽ばたかせた
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どちらかといえば無口なバンドメンバー
それでもひとたび楽器を持たせると
別人のように雄弁になり
語り口調もロマンチックに驚きの演奏演出を披露する
あとは 目に星を潤ませ ひたすら感動のひつじである

◆ Giraffe
そこはもうただ素直に
悠々とアフリカの草原を行く美しいパターンを
身にまとった生き物を目の裏に登場させて
演奏に魅了される私だが……
タイトルの<Giraffe>はひょっとして
作曲者の身近にいた
ミュージシャンやスタッフの通称だったり
恋人とか妻 息子 娘を
イメージする愛称であったりするかもしれないのだ
あるいは 行きつけの店の名前だったり
何かの合い言葉とかである場合も大いにあり得る
ジャズ楽曲のタイトルとはそうしたものである

それでも詳細は不明のままさておき
気ままに自分なりの感じ方で
今月の架空ジャケットのタイトル曲にしてみた
褐色の大地 果てしない大空に向かって
優雅に逞しく在り続けるキリンのように
屹立した演奏を見せたメンバーと
エンディング近くで
気を吐いたゲスト野崎さんのドラムスを
リスペクとしてこれを捧げることとする
141130bw.jpg
冷え込みも徐々に増し
ときおり霧雨もしぶいたこの夜
ライヴ前のひとときに盛り上がっていたのは、
~バンドメンバーそれぞれの面立ちが誰に重なるか~
という超個人的(笑)印象の述べ合いだった

私も巻き込まれて<泉ピン子似 !?>ということになった

この夜のメンバーそれぞれが
<誰に似ているか>について取り交わされた会話については
おそらくリーダーのブログに詳しく書かれると思う
興味深いのでどうぞお楽しみに!
-----
次回:12/16(火) 20:00~

ジャズを聴きつつ今年を振り返り、
来年へと思いを馳せてみられるのはいかがかしら……
* * *
ひつじ

After

10日間の九州ツアーがあった
その間東京で何が起ったかは判らない
ケンさん・ブンさんが亡くなった
衆院選があった

ブログは東京に戻ってからのアップになる
<誰に似ているか>談義が思い出せない
ヨネさん/久米宏か落語家
野崎/自称:浅野忠信(ホンとかあ?)
シマダ/高倉健
ひつじ/泉ピン子

思い出したら追加予定

ひつじさんが何故か”焼き鳥の”差し入れ
アリガタイ!

オツカレ!シマダ
ケンさん似の写真が見つからない
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  1. 2014/12/17(水) 19:53:38|
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