気ままにおしゃべり

ミニエッセイ

8/31:スペシャルセッション

<8/31 Live>

アケタの店/西荻窪

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Live

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撮影:シマダ

5/4:アケタの店40周年
ツムラくんの復活ライブでもあった
この時のメンバーが集合

ツムラくんは既にライブ活動を開始
再び一緒に演ることになった!
5/4の余韻もあるのでウレシイ!

8月はTs & Pfの誕生日月でもある
C.ヘイデン残念会も含む事にした


<ひつじレポート>

●2014.8.31.sun.ライブ●
2014831ja2.jpg

列島が未曾有の豪雨に見舞われたあと
関東は8月の末に来て
肌寒いくらいの天候が続いた
そんな中
蒸し暑さがいくらか戻って来たように思われた

月末の夜のライヴだった
5月にご病気から復帰された津村和彦氏/Gtと
バンドメンバーとは旧くからの演奏仲間である
亀山賢一氏/Dsがゲスト

この日の演目には
去る7月11日に76歳で亡くなった
ベーシスト Charlie Haden 氏を追悼する楽曲が
いくつか並んだ

以下の通りである
* * *
真珠採りの歌(Georges Bizet)
Waltz For Ruth (Charlie Haden)
Our Spanish Love Song (Charlie Haden)
Nuovo Cinema Paradiso (Ennio Morricone)
Solamente Una Vez(Agustin Lara)
First Song For Ruth(Charlie Haden)
Two For The Road (Henry Mancini)
Moon Song(Arthur Johnston)
Night Fall(Charlie Haden)
The Dry Cleaner From Des Moines(Charles Mingus)
-----

◆ 真珠採りの歌

ビゼーのオペラ
「真珠採り Les Pecheurs de Perles」の中の
「耳に残るは君の歌声」
というタイトルの有名なアリアである
2014831yo.jpg
津村さんのギターをフューチャーした
よねさま選曲の一曲ということだ
「一時期これすごく流行ったんだよね」
客席でS氏が懐かしそうに呟いていた

注1.
船橋の病院でライブがあった
ヨネさんが曲をアレンジして来た
「これイーんですよ!」
「ウツクしー!」
残念ながら時間の関係で出来なかった
「今度のアケタでやりましょう」
「ツムラをフィーチャーしましょう」
「イーですねー!」

◆ Waltz For Ruth

軽快ながら繊細な演奏
愛情と優しさに溢れる楽曲だ
中盤のベースソロと
それに絡んだピアノのハーモニーが美しい

注2.
Art of Song
C1917.jpg
ビルヘンダーソン/Voが歌っている
このアルバムにはシャーリーホーン/Vo
も3曲参加

◆ Our Spanish Love Song

背なをそっと撫でさすりつつ聞かせてくれた
母の子守唄を思わせる懐深くに沁み入って来る楽曲

前半のギターソロが泣かせる
長く自己のバンドで津村さんと組んで来たトモキさんの
テナーがそれを受けて演奏を盛り上げた
ピアノ ベースのアドリブは
緩やかなうねりとなって会場に満ち、
風のように涼やかに鳴るドラムスのリズムが心地よかった

◆ Nuovo Cinema Paradiso

ギターのイントロで始まった
2014831tu.jpg
津村さんのギターの音色には独特の柔らかい爪があって
一音一音が聴き手の心の襞々にくい込み
ぎゅっと鷲掴みにして放さない
そういう演奏のすばらしさを
クリアに再確認させてくれる演目でもあった

◆ First Song For Ruth

大好きな曲である
ギターのイントロが
歌でいうバースのようにゆったりと演奏され
その後は4ビートによるテナーのテーマに手渡された
たいがいが物悲しくスローで演奏されることの多い楽曲だが
前曲にバラードが置かれていることを意識しての
今回の軽快なテンポ選びだったと言えるかもしれない
後半にドラマーの聴かせどころを持って来ている仕立ても
新鮮である

この演目をタイトルにして
私も Charlie Haden 氏に想いを寄せて
今月の架空ジャケットを制作させてもらった

注3.
C2072.jpg
上の3曲はパットメセニー/Gtとのデュオ
大ヒットしたアルバム

◆Solamente Una Vez

~ただ一度だけ~という意味のタイトルで
メキシコの楽曲だそうだ

とろりとした濃密なピアノのイントロのあと
たっぷりとした抑揚のある
テナーサックスのサウンドが
心を甘く酔わせてくれる
2014831to.jpg
短い曲であったが
何やらすごく濃くしあわせ♥!
って感じで胸がいっぱいになった

注4.
C3164.jpg
石巻に”サディ”と言う店がある
アケミさんはC.へイデンの大ファン
このアルバムを教わった
メキシコ音楽集

◆ Two For The Road

またまたこれもロマンティックなタイトル!!!
バンドの演奏で聴くのは二度目
津村さんのギターが入って
見えて来る景色にも別の巾が広がった

歳を重ね過ぎて体力的にも精神的にも影がさしはじめたこの私め……
こんなに熱を帯びた遥かな道筋を誰かと歩いて行くようなシーンを
イメージの中だけでなく実感することは
いったいこの先あるのだろうか……
などとちょっと感傷的になる

まっ そこは来世に希望をつなぐことにして……(笑
だって 私の歩いているすぐ近くには
いつだってこのバンドの演奏があるのだから
弘法大師ならぬ彼らと<同行二人>ということだ
渋いでしょっ!!!

◆ Moon Song

1930年代のアメリカの古い映画の中で
歌われた楽曲らしい

今回の10曲のどの選曲においても
バンドメンバーの
<津村さん復帰への深い喜び>
の溢れているのが分かる
切ないテーマがギターによく似合っている
そのギターソロを受けて
テナー ピアノ ベースと続いたそれぞれのアドリブが
骨っぽさを感じさせ超クール!だった

注5.
メセニーとのデュオアルバムから

◆ Night Fall

並んだ Haden 氏 のオリジナルに
リーダーの氏へのリスペクとぶりが見え隠れする

この楽曲もこれまでによく演奏されて来た
それぞれの楽器のサウンドから
夜の静寂(しじま)に広がる色彩や芳香や肌触りが
デリケートに立ち上がって来る
2014831ya.jpg
殊にベースの一響き一響きには
降りて来た夜の奥深さまでもが見えるようだった

注6.
ノクターン
C4nocturne.jpg
キューバ音楽集
これも大ヒットアルバム
何故かこの曲が含まれている

◆ The Dry Cleaner From Des Moines

ドラムスのカウントで演奏が始まった
トモキさんのサックスが弾け
津村さんも表情豊かに入魂のギターアドリブ!
客席から野太い男性客の感嘆が漏れ 
大きな拍手があがる
よねさまのピアノもところ狭しと暴れる
…しかしそこはあくまでも優雅に!!!
2014831ka.jpg
エンディング間近では
抑制を利かせていたドラムスも
本領発揮の盛り上がりを見せた
演目はMingus おじさんの
ファンキーでごきげんなオリジナル曲だった

注7.
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C.ミンガスが亡き後のミンガスバンド
C.へイデンがミンガスの代わり
J.ミッチェル/Voのアルバムでも演奏されている

8月11日はよねさま
8月12日はトモキさん
お二人のお誕生日だ
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遅ればせながら、
演奏後に簡単なお祝いをした
2014-08-31 200656
津村氏のファンの方

仙台からの旧知のお客さまS氏や
ヴォーカリストでもある
氏の奥さま典子さんもお顔を見せて下さった
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若手新進ギタリスト洋氏 
ハーモニカ奏者中山氏 
ドラマー滋世氏も!!!

さらには お客様としても常連である
ヴォーカリストMeeko氏、
Keiko氏も駆けつけられた
2014831kmall.jpg
お二人はよねさま 
トモキさんのために
歌でお祝いして下さった
にぎやかに楽しい時間が流れた
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アケタの店の島田氏
そして差し入れをして下さった
島田氏の奥さまにも感謝!したい

-----
今夏の暑さにはひたすら忍耐をもって対峙して来た
この頃になってやっと秋の気配が……
というところだろうか

次回:9/21(日) 20:00~
どうぞお楽しみに!!!
* * *
ひつじ

参加者全員を代表して”ひつじさん”に感謝!
「ありがとー!」


After:オマケな話

その1.

今回は曲と雰囲気だけ伝えた
音出しリハはなし
流れに任せる事にした

2ndの1曲目は
”Solamente Una Vez”
日本でもポピュラーな曲
キャバレーで演奏した経験者も多いと思う
C.へイデンはバラードで演奏した
これが何とも切なく美しい!
打ち合わせ時に皆に伝えた
ヨネさんフィーチャー

ステージに行く時
ヨネさんが
「エロ何とか〜」
と笑いながらピアノに向かった
よく聞き取れなかった
イントロを弾きだす
メンバー皆の目が点になった!
その瞬間のツムラの顔が忘れられない!
「エロ何とか」の意味が判明した
”エロールガーナー風”と言ったのだろう
最初の思惑と違ったが演奏した
最後にヨネさんが見事に着地した!
メンバー全員拍手した!
その瞬間のツムラの顔が忘れられない!
笑顔全開で拍手していた!

その2.

打ち上げでツムラの現状を知った
奥さんの食事療法効果が素晴らしい!

「また演ろうよ」
「もちろんヨロシク!」
「体力回復の事もあるでしょ」
「まずは春夏秋冬にやろうか」
「最近春夏秋冬が判らなくなってるけどね」
「まずは冬に演りましょう」
「連絡するよ」

その3.
シマダからのプレゼント
CH8.jpg
Last Dance

C.ヘイデンのラスト作品
前作の「ジャスミン」とセットのようだ
最後の作品が「ラストダンス」
ちょっと泣けるタイトルでもある
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  1. 2014/09/07(日) 20:40:03|
  2. あ-との祭り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

スペシャルな

バンドのことをさらに深く知る手がかりになりそうな
盤の紹介がうれしいです。
ライヴだけでなく記事もスペシャル!!!
  1. 2014/09/07(日) 22:50:08 |
  2. URL |
  3. ひつじ #-
  4. [ 編集 ]

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