気ままにおしゃべり

ミニエッセイ

あ-との祭り

2015/11/15

<アケタの店/西荻窪>

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「ひつじレポート」
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●2015.11.15.sun.ライブ●

今年は秋が長かったように思える。
紅葉も気温の下がり具合も比較的ゆっくりだった……
好きな季節を充分満喫した
この晩もしんとした空気の中ながら
ガシガシ歩いて会場へ向かうと少し汗ばむくらいだった
今回のドラムスゲストは中矢彬弘氏
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Fee-Fi-Fo-Fum (Wayne Shorter)
Bemsha Swing (Thelonious Monk)
When Sunny Gets Blue (Marvin Fisher)
Minor Mishap (Tommy Flanagan)
The Dry Cleaner From Des Moines (Charles Mingus)
Body & Soul (Johnny Green)
Eclypso (Tommy Flanagan)
Greetings To Idris (Pharoah Sanders)
-----
◆ Fee-Fi-Fo-Fum
タイトルを控えるのに楽譜を見せていただくと
奇妙な楽曲名が目に飛び込んで来た
「これといった意味のないおまじないのような言葉らしいよ」
とトモキさんが教えてくれた
ある種のかけ声や叫び声として
<ジャックと豆の木>
<不思議の国のアリス>
<マザーグース>
等の作中でも使われている言葉のようだ

4巨人が楽器の豊かなサウンドで吠えた!

◆ Bemsha Swing
地鳴りのようなドラムスのイントロに
ラテンのリズムでテーマが演奏された。
ごきげんだ!!!
同じフレーズのくり返しが妙に心地いい
お尻が自然と浮いて来て
腰痛ひつじも踊り出す
たぎる熱いものを内に秘めながら
クールに演奏されるピアノアドリブにシビレる!
そして
歯切れのいいテナーのテーマ
活力弾けるドラムスソロ
軽やかでありながら
懐深く演奏の流れを支えるベースサウンドにも!

それにしてもMonk のオリジナルって
最初の取っつき難い印象から離れて
どれも聴けば聴くほどに虜になってしまうから不思議 !?

◆ When Sunny Gets Blue
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ピアノフューチャーをリーダーから告げられて
しばし選曲に迷うよねさま……
ピロピロと心のままに鍵盤を叩きながらの
自然な流れでこの曲が演奏され始まった
イントロにブブンッ!と入ったベースの初音にグッときた!
透き通るようなピアノソロと
テナーの温かでソフトな音色に心が洗われる

曲についている歌詞のように
「ひつじが落ち込んでいるから
元気づけて優しく抱きしめてやってよ」
なんて誰か気にかけてくれないものかしら……
ない!ないっ!
得意な自問自答と勝手な空想に
どっぷりと浸りつつ演奏に聴き入った(笑

◆ Minor Mishap
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切れのある中矢氏のドラムスからプレイ開始
初盤テナーソロアドリブの疾走感から
気持ちよく中盤のピアノアドリブへと身を任せる
そして終盤の豪快なドラミングソロへ
超ブルージィー!でジャジィー!
バンドの洗練されたサウンドに酔いしれた

◆ The Dry Cleaner From Des Moines
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がっしりとした骨っぽいサウンドのベースイントロ
ここですでにハートは鷲掴み!
その演奏にすっかり魅了されてしまっている
ピアノソロのあとにも
力強くどっしりとしたベースアドリブを
再びたっぷり聴かせてくれる
後半のテナーとドラムスの掛け合いも聴きどころ!

ヒンシュクを買いそうな余談だけれど……
『笑ゥせぇるすまん』喪黒福造のような人が
Des Moinesからやって来てDry Cleanerと引き換えに
叶えられる願望とそのために負うリスクを
私に手渡して行くブラックな寓話と経緯を
この楽曲の印象的なテーマを聴きながら想像してしまった(笑
うぉっほっほ ほ ほ ほぉ~~~

◆ Body & Soul
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ハーモニカ中山ふじ枝氏のゲスト参加
清々しい印象の<Body & Soul>で
聴いているこちらの
身も心もきれいになってゆくような空気感で秀逸!
それはハーモニカのもつ音色と
中山氏の資質が山崎バンドの中で引きだした
希有な透明感ではなかったかと思っている

◆ Eclypso
演奏全編そして終盤のテナーソロと
中矢氏のドラミングが
気持ちよくハジけた演目
ピアノもベースもノリノリ!!!

この楽曲も含め今夜の演目は
何となく言葉遊びや作曲者周辺のエピソードを含んだ
ひねりの効いたタイトルの曲が多かった

◆ Greetings To Idris
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初盤からのトモキさんのテナーがとてもいい!
いつもより少し速いテンポでのこの演目の中を
駆け巡るように自在なアドリブを展開した
ピアノソロ ベースソロは
見たこともないような世界観を現前させ
私はそのサウンドの中に私の王国見ていた

山崎バンドはいまもこれからも
リスペクトする私の一番のアイドルだ!!!
-----
横浜から西荻に最近越してこられたという方が
初来店された
とても気さくに声をかけて来られ
隣り合わせたのがご縁で
いろいろなお話しをすることができた
ジャズは以前からお好きだったとのこと……
「またお会いしましょうね」
と再会を約した
これまでもバンドのライヴを通じて
ずいぶんといろいろな方々とそり合った
あたらめてそのことに感謝した
次回は12/20(日)20:00~
今年最後の<アケタの店:山崎バンドライヴ>をご一緒に!
* * *
ひつじ

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