気ままにおしゃべり

ミニエッセイ

あ-との祭り

<10/12 Live>

アケタの店/西荻窪

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撮影:シマダ

<ひつじレポート>

●2015.10.12.mon.ライブ●
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前日までの雨も止み
日中は晴れ渡って気持ちの良い秋の一日となった
私は開演30分前に会場へ着き
いつもの席にすわって一息ついたが
何かがいつもと違うことに気づく
・・・
(よねさまがいない)のだ!
通常であれば
この時間にはピアノの前に腰掛けているか
右手の客席で楽譜を眺めているか
のどちらかのはず……
開演予定の8時近くなってもその姿は見えなかった
(お休みかしら!?)
人知れず気を揉んでいた

この日のドラムスゲストは楠本卓司氏
メンバーはトリオでスタンバイし始めている
リーダの短い挨拶で
(どうやらよねさまは都合で遅れている)
ということが分かった
ともかくも
お休みでなくてよかった!
……胸をなでおろす

そんなこんなで始ったライヴの演目は以下の通り
* * *
Walk On By (Burt Bacharach)
The Dry Cleaner From Des Moines (Charles Mingus)
The Everywhere Calypso (Sonny Rollins)
Polkadots & Moonbeams (Johnny Burke & Jimmy Van Heusen)
Softly As In A Morning Sunrise (Sigmund Romberg)
Everything Happens To Me (Matt Dennis)
Greetings To Idris (Pharoah Sanders)
Miles Ahead (Miles Davis)
I Thought About You (Jimmy Van Heusen)
This is New (Chick Corea)
-----
◆ Walk On By
私が聴くこのバンド演奏では初めての演目
ベースでのイントロからテナーでのテーマへ
ゆっくりとした4ビートのドラミングに支えられた
メロディの高低起伏に幅のある楽曲
どことなく影のある印象……
気になってあとで Dionne Warwick の歌で聴いてみると
失恋の歌詞がついていた

◆ The Dry Cleaner From Des Moines
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これもベースでのイントロ
何かか静かに近づき
こちらへとやって来る気配と期待感……
そしてテーマに入った瞬間
その何かは本当に現れる!
どんなものなのかは聴き手しだいだ
ちなみに私に見えたのは
巨大で力強く荒ぶる奔放な何か……
殊にベースのソロアドリブと
後半のテナーとドラムスの掛け合いには
そのイメージの源となる重量感怒濤感が渦巻いていた
この曲大好きだ!

◆ The Everywhere Calypso
リズムも演奏も晴れやかで心地いい
お祭り気分がムクムクと湧いて来て
おとなしいひつじもからだが自然と動いて
モコモコ踊ってしまうから……あら不思議!
躍動感溢れるドラムスがごきげんだ!
いま感じている心持ちそのままに
逞しく大らかでポジティブな私になって
毎日を送りたいものである……

◆ Polkadots & Moonbeams
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しっとりとしたバラードでの演奏だった

私が産まれてまもなく
顔立ちが少しハッキリして来ると
その鼻ペチャ加減にびっくりした母が
<高くな~れ>とおまじないをつぶやきながら
ゆるめの洗濯バサミで
そのちっちゃい鼻をつまんで
日々育んだとか そうでなかったとか……
笑っちゃう逸話をいつも聞かされて来た
言い添えておくが
そうした母自身も鼻ペチャである

この曲にタイトルをつけた人って
ホント! 詩人だよね
<一目惚れ>のミラクルさが
選ばれた単語に凝縮されているもの!
その歌詞を知ってからというもの
これは私のお守り的楽曲になった
~母の願いを空しくした
たとえパグ鼻であっても
<めでたし>なエンディングが待っている~
そんな夢を見させてくれたから(笑)……

◆Softly As In A Morning Sunrise
前曲が終わって送られる客席からの拍手の中
流れるように間を置かず演奏された5曲目!
3人のジャズメンが
楽器をマジシャンのように駆使して
深夜の西荻に朝の光を呼び込んだ
終盤のパワフルなドラムスソロが圧巻!
それを受けて対比するような力加減で演奏された
テナーテーマのソフトなサウンドに聴き惚れてしまった

◆ Everything Happens To Me
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ファーストステージの終わり頃に
そっと店内に到着していたよねさまが
挨拶のような意味あいで
セカンドステージの最初にソロピアノを披露!
ゆっくりゆったり客席に話しかけるように
爪弾かれたクールなサウンドにうっとり……

私がバンドのライヴに通い出して18年
毎回一足早く会場入りして
リーダーと打ち合わせしているよねさまだった!
開始から姿が見えないというのはめずらしいことで
目の前で演奏されているピアノの音を聴いてはじめて
いつもの心地におさまるひつじだった
今夜のよねさまに
いったいどんな Happening があったんでしょうね(笑)……

◆ Greetings To Idris
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ギター長尾ヒロム氏
ハーモニカ中山ふじ枝氏
ドラムス本多滋世氏
の三者が加わって豪華編成での演奏
6つの楽器のサウンドが重なって醸し出される雰囲気や
ハーモニーが格別だった

どことなく<懐かしさ>を感じさせるメロディラインが
大好きな曲である
<Idris>=故郷に残して来た恋人……なんて
自分の中で勝手にドラマを作り上げていつも聴いて来たけれど
Sanders 氏と一緒に演奏していた
ドラマーの Idris Muhammad のことかもね
作曲の経緯なんかも知りたくなるけど
それにしても
こんな楽曲を捧げられる関係性がうらやましいな

◆ Miles Ahead
初盤のトモキさんのテナーがいい!
聴いているとそのサウンドに
精神(こころ)がどこまでも押し広げられ
開放されて行く感じがする

◆ I Thought About You
ピアノをフューチャーしての演目
よねさまの指と鍵盤からくっきりと立ち上がって
音の一粒一粒が眩しいくらいに輝いていた
ベースのソロアドリブとの呼吸の合ったシーンも聴きどころ

◆ This is New
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ドラムスの豪快なイントロでプレイ開始
このバンドで聴く私にとっての新曲
Chick Corea の楽曲が取り上げられるということも
ひょっとしてめずらしい(!?)かもしれない
演奏全体の疾走感と
テナー ピアノ ベースの各ソロアドリブを支え
個性的で独自なドラミングでメンバーとガッチリ渡り合っていた
楠本氏の演奏が印象に残っる一曲でもあった

気がついたら10曲もの演奏 ! ! !
通常8曲というところなのに
なんともゴージャスなライヴだった
-----
バンドごひいきの
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仙台からの来場者

山崎さんの小学校の頃からの同級生の皆さん

そして、ライヴやセッションでの
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演奏仲間の方々など
たくさんの人々が会場に集い
この夜のライヴを客席からにぎやかに盛り上げてくださった!

演奏終了後は
10月2日のリーダーお誕生日をお祝いして
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メンバーやファンの方々お店のスタッフなど
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皆で円陣になっての打ち上げのひととき

感謝!
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ひつじさん
-----
2015年
山崎さんのジャズベーシストとしての40周年も祝しつつ
これからのご活躍を願い
そのステージでの姿を
変わらずに見届け続けて行きたいひつじである

次回アケタの店ライヴは
11月15日(日) 20:00~
ぜひご参集あれ……!

ひつじ
* * *
「ゆかりちゃんからのお手紙」
私はジャズはわからない
でも今までの考え方が
広がったような気がして
次はどうなるんだろうと
「ハラハラして」
綱渡りみたいでおもしろいです
* * *
オツカレ!
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皆さん!ありがとう!
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  1. 2015/10/25(日) 21:42:24|
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